ソウルのある児童病院(写真は記事の内容とは関係ありません)(c)news1
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【12月11日 KOREA WAVE】韓国でインフルエンザとマイコプラズマ肺炎に加え、法定感染症2級に分類されている百日ぜきの患者数も急速に増えている。

疾病管理庁によると、11月19~25日(47週目)の外来患者1000人当たりのインフルエンザ疑い患者数は45.8人を記録。47週目の7~12歳の疑似患者の割合は100.9人、13~18歳は104人で、それぞれ流行基準の15.5倍、16倍に達した。ともに過去最高の数字だ。

現在、中国を直撃しているマイコプラズマ肺炎も増えている。47週目に全国200病床以上の218医療機関に細菌性急性呼吸器感染症で入院した患者280人のうち270人(96.4%)がマイコプラズマ肺炎だった。

幼い子どもなら命にかかわる百日ぜきの流行も目立つ。10月に29人だった患者は先月124人と327%急増した。

疾病庁の関係者は「新型コロナウイルスの流行期間中にマスクをつけて人々との接触が減り、呼吸器感染症が流行しなかった。免疫力がない状態なので、ウイルスが広がりやすい冬になると急激に拡散する」と説明した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News